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建デポ・国立インター店、元職人スタッフが相談に答え一緒に商品選び

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建デポ・国立インター店、元職人スタッフが相談に答え一緒に商品選び

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建材ショップ探訪
~建デポ 国立インター店~

店舗情報

開 店:2014年9月
商品数:約1万7000点
来店客数:月間1万6000人

 職人ならほとんどの人が利用する建材販売店。今回紹介するのは、会員制建材・資材の専門ショップ「建デポ」(東京都千代田区)。東京・国立市にある国立インター店をリポートする。

外 観

建デポ インター沿いにある同店インター沿いにある同店。早朝には多くの職人たちでごった返す

店舗内

建デポ 1階には木材など高さのある建材を配置1階には木材など高さのある建材を配置

建材のプロショップ「建デポ」の魅力

 同店は中央自動車道の国立府中インター近くに、2014年にオープン。関東では初の新築店舗であることを生かし、他店にはない工夫が施されている。その1つが、天井高4メートル超の1階部分。木材を中心とした高さのある商材も余裕を持って置くことができる。

 商品数は1万7000点ほど。2階には工具、塗料、管材、電材など小型の商品が並ぶ。工具は実際に手に持って確かめられるようにする、業種別に必要なものはまとめて配置するなどの工夫がなされている。

2階店舗

建デポ 2階には工具や塗料など、小さめの商品を配置2階には工具や塗料など、小さめの商品を配置

 建デポがホームセンターなどと明確に一線を画すのは、「職能スタッフ」の存在。水道、電気、塗装など各分野に精通した元職員、作業員を店舗スタッフとして採用。来店客の相談に答えて一緒に商品選びをしてくれるコンシェルジュだ。

 同店で働く職能スタッフの一人、萩原さん。これまで空港やテレビ局などの電気工事を担当した経験を持つスペシャリストで、数年前に建デポに再就職した。

 萩原さんは、「リフォーム工事を行う人から相談が増えた」と話す。「特に多いのが他能工の方。水まわり、内装、電気工事など、自分の専門以外の分野も施工しなくてはならず、相談を受けることが多い」

 取材中も、萩原さんを含め、店舗スタッフが来店客から頻繁に話しかけられているのを目にした。

 「商品を探している方には積極的に話し掛けるようにしています。また会員制なので、なるべく会員企業の方の名前と顔を覚えるように、スタッフに教育しています」(佐藤陽介店長)

 こういった努力が、客と店員の距離が近い建デポならではの雰囲気をつくっているのかもしれない。

スタッフ

建デポ 職人から工事の相談を受ける技能 スタッフの萩原さん職人から工事の相談を受ける技能 スタッフの萩原さん

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