総合商社の渡辺パイプ(東京都中央区)は6月4日、関東千鳥会およびグリーン千鳥会合同定期総会の中で、2017年度の決算を発表した。単体売上高は前期比102.4%の2419億7100万円となり、8期連続の増収だった。また経常利益は120億1400万円と過去最高益だった。
渡辺元社長は前期の取り組みと好業績の理由を次のように語った。
「2017年度から、3カ年計画『VISION-2019」を開始。新3カ年の計画の初年度であった前期は『TEAM SEDIAで行こう』を働き方改革の方針キーワードとして社内の意識改革を図り、長時間労働の撲滅と働きやすい職場環境の整備に積極的に取り組んでまいりました。一昨年度は(残業)80時間オーバーの社員が月間600人ぐらいいましたが、この4月までにゼロにしました」

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