木材商社のマルホン(静岡県浜松市)が、福岡ショールーム兼新事務所「MARUHON FUKUOKA」(福岡県福岡市)をオープンした。浜松の本社内ショールーム、新宿の東京ショールームに次ぐ国内3番目のショールームで、同社初の路面店型となる。
国内3番目のショールムは初の路面店
無垢にこだわり、国内外から多品種の木材を多く集める同社のショールームは、取り扱う数多くの樹種をふんだんに使って生み出す圧倒的な木質感が特徴だが、福岡ショールームはさらにそれを際立たせる作り。外装は天竜産の杉材を使った緩やかな曲線を描く構造で、仕上げには草木染を採用し、エイジング効果で時の経過とともに閑静な住宅地である浄水通に馴染むように配慮した。内部は半地下から2層の吹き抜け構造。くまなく木質建材で埋め尽くした。
また、マルホンは浜松市が進める木材使用、流通の健全化を図る取り組みに積極的に関与しており、この建物自体でも国内ではまだ例の少ないFSCプロジェクト認証の「全体認証」を取得している。

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