セーフィー(東京都品川区)は、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」に、手ぶれ補正やデジタルズームなどの機能を追加した「Safie Pocket2 Plus」のレンタルを6月中旬から開始した。
現場でも身軽に携帯できる
Safie Pocketシリーズは、現場に行かなくても現場の指示出しができる遠隔臨場に対応したクラウド録画型カメラ。移動にかかる時間を削減しながら段階確認、材料確認、立会といった現場のオペレーションを支援でき、業務の効率化と生産性の向上が期待できる。
新製品の「Safie Pocket2 Plus」には、モバイル給電への対応、内臓マイクスピーカーの改良、手ぶれ補正、最大8倍のデジタルズーム、高画質な映像といった5つの機能を追加した。
もともとからの特徴である(1)ライブ映像を見ながら会話ができる通話機能(2)撮影中にプレビュー表示できる背面ディスプレイ(3)録画中の静止画撮影(4)IP67防水・防塵、耐温度(5)LEDライト搭載(6)最大8時間稼働可能なバッテリーは、変わらず備えている。
現場では、電源を入れ本体カバーを下ろすだけで録画が始まる。映像と会話はクラウドに保存されるため、作業内容を振り返る際にも活用可能。
本体サイズは高さ84mm×幅55mm×厚み30mmで重量は160グラム。ネットワークの設定が完了した状態で届くため、初期設定不要でLTE回線を使用し通信できる。
レンタルプランは、最短24カ月から契約できる長期プランと、最短1カ月から契約できる短期プランの2種類を用意。プランには、カメラと付属品一式、データ通信費用、クラウド録画費用が含まれる。月額利用料は、オープン価格。
「遠隔臨場により、移動・待機時間の削減、人材不足の解消などが期待できます。私たちはリモートでの現場監督業務、ワークライフバランスが充実するような環境を作り、建設業の24年問題を解決していきたいです」(営業本部第2ビジネスユニット、桜田忠弥部長)
営業本部 第2ビジネスユニット 桜田忠弥部長

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