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マイホム、カスタマイズ型の規格住宅販売項目を選んで自分らしさ演出

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マイホム、カスタマイズ型の規格住宅販売 項目を選んで自分らしさ演出

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マイホーム管理アプリを手掛けるマイホム(東京都港区)は、2月1日プリフィックス注文住宅「PlusMe(プラスミー)」のローンチ発表会を開催した。同住宅は昨年11月にプレローンチし、取引のある工務店などのFC加盟を進めてきたが、2月1日より消費者向けに販売を開始した。

マイホム プリフィックス注文住宅「PlusMe(プラスミー)」プリフィックス注文住宅「PlusMe(プラスミー)」

「PlusMe」は、一般的な2.4メートルより50cm高い2.9メートルに設定された天井高をはじめ、リビングの巨大な壁「PlusMeWall」を標準装備し、2025年4月以降に義務化される「省エネ基準」も満たす環境配慮型住宅。商品名「プリフィックス」とは、レストランなどで予め決められた範囲内で客が前菜、メイン、デザートなどのコースを組み立てられる方式のこと。同商品は規格住宅をベースにしながら、内観や外観の色の組み合わせ等をチョイスすることで自分らしい住まいをカスタマイズできるのが特徴だ。インテリアスタイリングは、デンマークのインテリアショップ「BoConcept」と連携。複数のパターンから好みに合ったプランを選んでコーディネートできる。住宅モデルは2階建て、1.5階建て、平屋の3タイプ。建物の奥行きと幅に応じたプランが揃う。

同住宅のプロジェクトを開始するにあたり、代表取締役CEOの乃村一政氏は「いいデザインや高性能ではなく、社会的意義のある家を作る」がキーメッセージになったと話す。

これを踏まえ、10年後に日本の住宅がどうあるべきかを再設計し、これまでの住宅を作るプロセスを見直した。新しい住宅購入では、デザインや間取りをスマホで検討し、概算見積もりも確認できるようにした。

共同代表でエンジニアの金箱遼氏は「コース料理でメインディッシュを選ぶように住宅をデザインできるのがプリフィックス住宅の魅力。アプリで作る新しい住宅購入体験を提供していきたい」と意欲を示した。

同社は2028年に年間5000棟の提供を目指すとしている。

マイホム 乃村一政CEO乃村一政CEO

マイホム 金箱遼共同代表金箱遼共同代表

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