エネルギー事業を営むサーラグループのリフォーム会社リビングサーラ(愛知県豊橋市)はライフスタイル別の提案を強化している。ユーザーの生活改善工事を積極的に進め、今期は豊橋店と浜松店(静岡県)の2店舗で前年度比105%となる17.8億円の売り上げを計画する。

ホームページでもライフスタイル提案を推進
「震災後は単体部位の提案よりも2世帯で暮らす、家事を楽しむなど、ライフスタイル別のリフォームに力を入れています。3月3日、4日は浜松店で収納をテーマにイベントを開催し、338組が来場しました」(藤野貴康取締役)
イベントでは収納に関するセミナーや、間口1800㎜の収納を4種類並べ、機能や価格の違いを比較してもらう催しを行った。
また、ホームページでも「セカンドライフを楽しむリフォーム」「子育てのためのリフォーム」など、生活に焦点を合わせたPRに力を入れている。
「イベントやホームページの企画は昨年社内プロジェクトで立ち上げた5名の女性設計チームが行っています」と藤野取締役。チームの女性たちがテーマに沿って、ユーザーに対する訴求方法を立案するとともに、営業に向けた勉強会も行う。そして、ライフスタイル提案を社内全体に浸透させている。
サーラグループは2014年度にリビングサーラ、ガステックサービスなどグループ全体のリフォーム事業で売上高50億円を計画している。

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