各利益項目も2期連続での過去最高益を更新
TOKAI ホールディングス(静岡県静岡市)は5月8日、2020年3月期の決算を発表した。当連結会計年度の売上高は前年同期比2.3%増の1959億5200万円、営業利益は同8.9%増の142億2400万円、経常利益は同9.2%増の144億7900万円となった。売上高は3期連続増収かつ2期連続で過去最高を更新、各利益項目は2期連続で過去最高益を更新している。
また、当連結会計年度末における継続取引顧客件数は300万3000件となり、期初の計画である顧客件数300万件を達成。期首の同件数は290万2000件であったが、純増数が前期の2万6000件を大幅に上回る10万1000件となり、収益基盤を拡充した。
建築および不動産事業については、同セグメントの売上高は前連結会計年度比11.4%増の223億8300万円、セグメント利益は同44.5%増の13億7900万円となった。建築及び設備機器販売の増加に加え、M&Aが寄与した。
2021年3月期の業績予想は、売上高2053億円(前期比4.8%増)、営業利益150億円(同5.5%増)、経常利益148億7000万円(同2.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は84億6000万円(同2.7%増)。また、年間配当金は28円とする計画。ただし、新型コロナウイルスによる影響は合理的な見積もりや規模の算定が困難として、本業績予想には織り込んでいない。
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