
サニックス(福岡県福岡市)は今期より、使用済みのプラスチックをプラスチック製品の原料として再利用する「マテリアルリサイクル」への取り組みを本格始動している。
同社は20年来、全国15の資源開発工場、製造工場などから排出される廃プラスチックを発電用燃料として使用するサーマルリサイクル(熱回収)を行っている。加えて今年度以降は、マテリアルリサイクル用の設備を導入し、廃プラスチックの選別工程でプラスチック原料にしているものを分別、協力企業と協働で加工。プラスチック原料化、さらにはその原料からパレットやハンガー、バッグなどの再生製品としてリサイクルを進めていく。
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