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野原グループ、伝統技術をファブリックへ西陣織等の組合と見本帳発行

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野原グループ、伝統技術をファブリックへ 西陣織等の組合と見本帳発行

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野原グループ(東京都新宿区)はオリジナルファブリックを開発し、見本帳・ファブリックサンプルブック「情景」を発行した。インバウンド客向け宿泊施設の高付加価値化や特注インテリアとしての需要を喚起する。

開発にあたり、西陣織・京友禅・丹後織物の3産地組合と京都府を構成員とするグローバル推進コンソーシアム(以下、コンソーシアム)を2021年4月に設立。新たな販路開拓等を目的とするプロジェクトの第2期として、同社のVDC事業開発部と協働してオリジナルファブリックとファブリックサンプルブックの開発・制作を行った。

野原グループ インバウンド客の宿泊施設向けにインバウンド客の宿泊施設向けに

オリジナルファブリックは13種あり、西陣織、京友禅、丹後織物の各伝統工芸事業者の優れた技術をデザインに取り入れることで、独自性を打ち出している。ファブリックサンプルブックは生地の素材・色味を実物で確認でき、インテリア使用例をCGで製作し掲載している。

近年、インテリア業界では特注品のニーズが向上。2023年度のインバウンド需要の拡大予測を背景に、同社とコンソーシアムは伝統工芸のインテリアとしての可能性を業界関係者に紹介することで、宿泊施設を含む商業施設等の高付加価値化に貢献していく。

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