イーステージ(東京都世田谷区)は、350万円ほどの太陽光、HEMS、蓄電池の3点セットを年間約50件成約している。同社の石丸貴樹専務は「お客様が求めている提案というのは、自身が調べた内容との答え合わせです。それに応えた上で、有益な情報をさらに提供できれば、信頼を獲得できます」と話す。

蓄電池システム施工例
例えば、HEMSの場合、家庭内のエネルギー消費を「見える化」することができる点を説明。「見える化」した情報を元にした節約方法の具体例も紹介する。加えて、外出先から家電を操作するといったHEMSを活用したサービスがあり、今後も増えていくだろうということをアピールする。
蓄電池の場合は、災害時に活用することで、自宅を子供や孫の避難場所にできる点を説明。身近な例を出すことで、ユーザーを飽きさせないことがポイント。さらに、日中に発電した電気を蓄えておき、夜間に利用することで、電気代を抑えられるということを解説する。
「補助金などの制度に頼りきりの営業には限界があります。太陽光発電システム本来の価値をアピールする必要があります」(石丸専務)

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