積水化学工業(東京都港区)の2012年度第3四半期決算は、主力の住宅事業が好調で、中でもリフォーム部門は売上728億円、前年同期比8.0%増と順調な伸びを見せた。この結果、4~12月の住宅事業の売り上げに占めるリフォーム比率は21.2%と、前年度までの19%台から20%台に乗せた。
太陽光発電システム、大容量蓄電池などを搭載した「進・スマートハイム」の受注が2000棟を突破。ただ、住宅部門の人員増による固定費増加の影響で、営業利益が349億円と、5%の減益となった。
全体の売上高は7547億円で、前年同期比5%増、経常利益が358億円で1%減と、増収微減益だった。主力の住宅事業の売上高は3420億円、1.3%増と堅調に推移した。なお、通期の業績予想は据え置いた。

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