ミサワホーム(東京都新宿区)が発表した2013年3月期決算では、グループのリフォーム売上高が前年同期比10.4%増の648億円となった。増収の要因は工事の規模に応じて、担当するチームを分ける営業体制に変更したことで、営業効率が上がった。
また、「まるごとホームイング」「定額制マンションリフォームマルム」「エムスマートリフォーム」といった効率的な営業が可能なパッケージ商品を充実したことも増収要因。その他、太陽光発電システム、HEMS、耐震改修なども伸びた。
2014年3月期のリフォーム事業売上高は670億円を見込む。リフォーム事業の強化策について竹中宣雄社長は「一番は人員増。リフォームの営業マンが集まらないのが課題だ。そして、非住宅やマンションリフォームについても強化していく」と話す。
同社では新築の工業化住宅事業だけに依存しない経営を目指しており、その他の事業の育成を積極推進している。リフォーム事業は新たな柱となる事業のひとつとして強化していく考えだ。
なお、同社のすべての事業を含めた連結売上高は4.3%増の3946億円、経常利益は10.1%増の120億円と増収増益だった。

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