工事なしに貼るだけで、さまざまなドアがスマートロックとなるフォトシンス(東京都品川区)の「Akerun(アケルン)」が注目されている。
「Akerun Pro」では、各自が所有している交通系ICカードをカギにすることも可能
昨年3月の発売開始後、約1万台を販売し、今年7月には法人向け商品の「Akerun Pro(アケルンプロ)」も発売。物件内覧や工事中の勤怠管理にも使え、利用の幅が広がっている。
「アケルン」は、玄関ドアのサムターン錠に特殊テープで貼り付ける世界初の後付スマートロック商品。内蔵電池で稼働するため、工事の必要がなく、ドアを簡単にスマートロック化できる。
住宅の活用事例としては、家事代行や訪問医療・介護を頼む際、合鍵を渡さずとも、スマートフォンなどで入室してもらうことが可能。また、子供や高齢者が帰宅した際、通知を飛ばすといった利用法もある。
「アケルンプロ」では、ICカードなどをカギとすることができ、パソコンでのカギの遠隔操作・情報管理も実現。物件内覧の際に遠隔からカギを開けられる。
カギの開け閉めの履歴は、スマホやICカードに紐づけられるため、「誰が」「いつ」「どこを」の情報管理もできる。

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