四季のリフォーム
~3カ月先の提案に備える~
初夏編 日射対策編
夏に室内の温度が上がる大きな要因は、窓から入り込んでくる日射熱。約7割以上の熱が窓から入るので、ここからの太陽熱を抑えれば、暑さを防ぐ効果が大きい。窓や窓まわりで対策するリフォームをまとめた。
Low-E複層ガラス
遮熱タイプのLow-E複層ガラスは、ガラスの間の室外側に挟んだ特殊金属膜が太陽熱を50%カットする
写真提供/YKK AP
緑がかったガラスで、中空層にはアルゴンガスを封入し、遮熱効果を高めたLow-E複層ガラス
写真提供/旭硝子
Low-E複層ガラスで遮熱
室内への熱の出入りが最も大きい窓。もっとも効果を実感しやすいのは、Low-E複層ガラスの遮熱タイプに交換することだ。
Low-E複層ガラスは、2枚のガラスの間に特殊な金属膜を挟んだ構造。室外側に金属膜があるのが遮熱タイプで、日射熱を50%以上カットする。ガラスや中空層の違いで、効果を高めたものもある。
Low-E複層ガラス(サンバランス)は、真夏の空調のない室内でも感じる温度が低い
画像提供/旭硝子
手軽なフィルムやコーティング
窓対策としては、既存のガラスにフィルムを貼ったり、特殊塗料をコーティングしたりする方法もある。

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