日立工機、改修向け工具を強化

速度・静音性を向上

　電動工具メーカーの日立工機（東京都港区）がリフォーム市場向けに、続々と商品を投入している。先ごろ発売した、コードレスタイプと有線タイプのセーバソーは、従来品よりもリフォームの現場で使いやすい仕様になっている。

切断速度が2倍になったセーバソー

　セーバソーとは、建物の開口部など、狭い場所で障害となる金属管や鉄筋の撤去や木材等の切断などに使用されるもの。特にコードレスタイプ「CR18DBL」が、3.4キロの重量で従来品に比べて切断速度を1.6～2.1倍に向上。

　また、切断する素材の固さにより回転数を自動で上げ下げするオートモードにより、柔らかい素材を切るときには回転数を下げ、静かに作業をできるようにした。価格は、電池と充電器のあるフルセットで6万2500円から。本体のみで3万5000円から。