升や漆器など10種展開
日本の伝統工芸品が、照明として生まれ変わる―――。そんなプロジェクトを進めるのが、照明機器メーカーの東京電装(東京都渋谷区)。昨年夏に始動した「あかりアトリエプロジェクト」を名付けられたこの取り組みで、これまで10種類のユニークな照明をリリースした。
オリジナルの照明を製作
このほど新たなラインアップとして追加されたのが、神奈川県の「箱根寄木細工」、「小田原漆器」、岐阜県大垣市の「升」を用いた商品。価格は升を使った「半升(はんじょう)」で3万円。すべて受注生産で、商業施設やホテルでの利用を想定している。
三島隆繁社長は「伝統工芸品が持つ『本物』の質感を、照明で味わってほしい。このプロジェクトが進むにつれ、伝統工芸品をつくる地域の活性化にもつながる」と語る。

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