満足は北海道と中京圏
家の温熱環境に「満足」している人は3割しかいない。冬季の居間・食堂の起床時の室温が、「21度以上の住まい」の満足度が高い。旭化成建材(東京都千代田区)快適空間研究所や旭リサーチセンター(東京都千代田区)などが活動を行う「あたたかい暮らし研究会」で行った、「住まいの温熱環境の実態と満足度」調査で分かった。
夏季は「台所」「トイレ」に不満(満足度が低い)
同調査は20~60代の男女を対象に、夏季と冬季の2度に分けて、全国6地域で実施。室内の温熱環境と満足度の実態を、男女別、築年数別、季節別、部屋別で分析した。その結果、家全体の温熱環境に対する満足度(「大変満足」「やや満足」を合わせて)は、32.6%。7割が不満を示した。
夏季と冬季では、夏は満足度が低いのが「台所」28.8%、「トイレ」24.4%。冬季は「洗面所」33.7%、「トイレ」28.7%、「浴室」30.4%と、共に「水まわり」に不満が目立つ。

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