有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

【ミラノサローネリポートvol.4】新発想?キッチン家電がこんなに変わった

【ミラノサローネリポートvol.4】新発想? キッチン家電がこんなに変わった

このエントリーをはてなブックマークに追加

ミラノサローネリポートvol.4

 冷蔵庫やオーブンなどの家電はビルトインし、統一感のある空間に仕上げるのが欧米では主流。実際、壁に組み込むことで、省スペース化され、調理する空間にもゆとりをもたらすなどのメリットも多い。当然トレンドを意識してデザインもされている。さて、今年注目のビルトイン家電は何か?

冷蔵庫をキッチンからダイニングに進出させたガゲナウの「見せる冷蔵庫」はドアヒンジと庫内デザインにこだわり、冷蔵庫をキッチンからダイニングに進出させた

 ミラノサローネ会場には「FTK」と呼ばれるキッチン家電のゾーンがあるのですが、今回大きく変わったのは「ビルトイン家電」の考え方です。今年、驚いた光景のひとつがこのパン(右下写真)。お花見の団子のように見えますが、実はこれ、オーブンでこんがりと焼いたもの。こんがり(というと間違い?)パン生地の表面の色を残しながら、加熱されたものなのです。

 ドイツのミーレが開発した「ダイアログオーブン」は、庫内の食材の内側から熱を通す世界初のオーブン。パンといえばきつね色という常識を変える焼き上げ方です。周波数によって食材ごとに違った加熱方法が選べ、ステーキ肉とポテトを一緒に料理しても芋は中までソフト、肉はレアに加熱できます。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる