《リフォーム産業フェア2018 出展者リポート vol.1》
7月17日と18日の2日間、東京ビッグサイトにて本紙主催の住宅プロ向け展示会「リフォーム産業フェア2018」が開催された。おすすめの設備建材、業務システムなどを紹介する。
臭いもれなし!
清潔水洗のポータブルトイレ
♯1 アム/圧送式水洗仮設トイレ
水洗仮設トイレで定評のあるアム(石川県河北郡)は、圧送式水洗仮設トイレを展示した。公共マスからビニールホースの届く30m以内ならどこでも設置できる。また電動ポンプを内蔵することで、タンクで攪拌した汚物ごとボタン一つで強制排水でき、逆勾配でも2mの高さまで押し上げ排水が可能。給水や排水も既存の配管を利用するから、排水も下水マスまで流す必要がない。これにより今まで困難とされた車庫内や居室内などでの使用が可能になった。
大阪営業所の組東亮所長は「老々介護家庭や介護施設で足が不自由な方の場合、部屋のベッドの脇に設置すれば楽に用が足せ、水で流すから介護する方の後始末の手間がなくなる。気兼ねして食事を控えていた方のトイレ使用回数が倍以上増えた実績もあります」。
水まわりと塗装に特化した
FCシステムを紹介
♯2 ココデリフォーム/ココデスピード
リフォームフランチャイズ「ココデリフォーム」を展開する圓結び(愛知県春日井市)は、同社のノウハウを提供するフランチャイズシステムから、水まわりと塗装に特化した新プラン「ココデスピード」を紹介した。費用は、入会金50万円、月額3万8000円。商材購入のサポートと、見積もり・プレゼンがすぐにできる営業ツールをパッケージ化して提供する。また、各エリアの地域代理店とタッグを組むことで、手厚いサポート体制を可能にしている。
ココデリフォームの加盟店は現在までに25社。目標は3年後に100社の加盟だ。内藤俊治社長は、「一つの型にはめこむのではなく、会社それぞれの希望や悩みに合う営業スタイルを選択できるのが当社の特長」と話す。

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