・外装メーカーのアイジー工業の2018年3月期決算は増収増益だった
・好調要因は、ラインアップの増加と自然災害が相次いだ西日本エリアでの需要増加
・今後は来年の創立50周年に合わせ、他社との共同製品プロジェクトも進める
西日本の自然災害で需要増
外装材メーカーのアイジー工業(山形県東根市)が2018年3月期決算を発表、増収増益だった。売上高は過去最高の前々期を上回る210億円(前年度比15.5%増)、営業利益16億3246万円(同88.5%増)、経常利益16億8215万円(同87.5%増)と大幅な業績アップを記録した。
6月26日からの3日間、展示会も開催。新商品をそろえ実演も行った
好調の要因は、ラインアップの増加と、昨年自然災害が相次いだ西日本エリアの需要増だ。
金属サイディングの売上高は、前年度比で10.4%増。ラインアップ増を図り、成功した。昨年3月発売「NFT-モンターニュ」は、耐候性に優れたフッ素ツートン塗装品。リフォーム需要創出の取り組みとして発売している。さらに、ノンフロン品としてリニューアルした「SF-ガルブライトJF」を同月に発売、新築リフォーム共に伸びた。

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