猛暑の2019年―――屋根の上もヒートアップしている。化粧スレートの屋根の表面温度は70~80℃にまで上昇し、屋根裏は60~70℃まで上がると言われている。熱された空気は空調の負荷等、室内にも様々な影響を及ぼす。その対策の一つとして挙げられるのが屋根裏の換気性能を高めることだ。棟換気メーカーのトーコー(奈良県生駒市)を取材した。
棟換気提案で差別化
棟換気総合メーカーのトーコーは、リフォーム専用の棟換気「パッ換」を7月23日より販売開始した。同商品は、たったの3工程で取り付けられるリフォーム用棟換気。簡易施工を実現したことで、従来、熟練の屋根職人でないと施工が困難とされていた棟換気の設置が、専門技術を持たなくても可能となった。具体的には、「穴あけ」「テープ貼り」「留付」の簡単3ステップ施工工程で、これまでひと棟でおよそ2日間要していた工事が、2時間で施工が仕上がる(※棟換気の取り付け個数は屋根の形状・面積によって異なるが、ここでは、4つ取り付けた場合×30分(1つあたりの取付時間)として算出)。

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