既存カラーベストに差し込むだけ
ケイミュー(大阪府大阪市)は3月、同社の20周年にあたる2023年に向けた中期経営計画を発表し、今後の戦略などについて説明した。木村均社長は中期経営計画について「新たな価値として、省施工や廃材削減の実現などを目指す」と述べた。
5月には平形屋根用スレート建材製品「カラーベスト」の「KMEWプレカットシステム」を住友林業の物件からスタートする。屋根業界初の本格的なプレカットシステムとなり、「現場の生産性を上げ、廃材もゼロ。社会貢献につながる」と意気込んだ。
10月にはリフォーム専用金属カバー屋根材「リコロニー」を発売する。既存のカラーベストの上に接着剤を付けて差し込むもので、価格は「塗装と重ね葺きの間」とした。木村社長は「塗装よりも長期耐久性を持ち、省施工な商品。リフォームの適齢期に差し掛かったカラーベストが約250万戸あるのでストック需要がある。塗装だけでなくリコロニーを勧めていきたい」と語っ

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