シンプルなフォルムですっきりと
住宅や外観のデザインを整えても、無骨なガスメーターが全体のバランスを崩してしまう。この課題を解決したのが、森田アルミ工業(大阪府阪南市)のガスメーターカバー「BAKO(バコ)」だ。どのような商品なのか聞いた。
★この商品のポイント★
無骨なガスメーターをオシャレに隠す
ガスメーターカバー「BAKO」を発売した
簡単に検診が可能
同商品は箱形のシンプルなフォルムで、本体に焼付粉体塗装を施している。プロダクトデザイン課の内藤正宏氏は「建物は水平、垂直で成り立っていることが多い。そこになじむようにできるだけ箱形になるように作りました」とこだわりを語る。
また、簡単に検診ができるように設計。前側のフタを手前に開き、持ち上げると本体から取り外せる仕様だ。「商品名の由来でもあるように、フタを『バコっと』開けて簡単に検診ができます。日常生活において、ガスメーターの存在に気づかないまでのデザインを実現しています」( 内藤氏)
同商品は、都市ガス(東京ガス、大阪ガス、東邦ガスで検証済み)用に開発されたもの。森田和信社長は「都市部は敷地がないため、住宅の手前にガスメーターを設置せざるを得ません。一方、地方は植栽で隠せるなど設計の自由度が高い。そのため都市ガス用に絞りました」と説明する。

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