瀬戸CEO、「リフォーム転換のチャンス」
LIXILグループ(東京都江東区)は5月29日、2020年3月期の決算(国際会計基準)を発表した。連結売上収益は前年同期比0.1%増の1兆6944億3900万円、事業利益は同7.5%増の585億7600万円、税引前利益は同1.7%減の468億1100万円、最終利益は同12.0%増の319億3200万円。
ハウジングテクノロジー事業ではTOSTEMブランドの窓「LW」や、上質感にこだわった「フェンスAA」などの商品の強化、インテリア建材「ラシッサ」シリーズなどが好調だった。
瀬戸欣哉社長兼CEOは「これからは『触らない』が非常に重要になってくる。例えば、タッチレスの水栓や、近くに寄っただけでフタが開くシャワートイレ、またリモコン、もしくは携帯で操作できるドアやシャッター。今まで新築中心だった我々のビジネスモデルが、より高付加価値のリフォームのビジネスに転換していくチャンスだと思っている」と語った。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)23面
-
1654号(2025/06/23発行)10,11面
-
1654号(2025/06/23発行)8,9面
-
1654号(2025/06/23発行)6,7面