売上高1400憶円と予想
サンゲツ(愛知県名古屋市)は11月2日、2021年3月期の中間決算を発表した。連結売上高は前年同期比13.1%減の695億4000万円、営業利益は同44.1%減の25億4300万円、経常利益は同43.0%減の27憶8900万円だった。
主力のインテリアセグメントは、売上高528憶7300万円で前年比12.5%減となっている。抗ウイルス壁紙が従来のターゲットである非住宅市場から住宅市場にまで広がりを見せたことや、外出自粛を背景とした住環境の向上に対するニーズの高まり等により一部売上が伸長した側面もあったが、やはり新型コロナウイルス感染症による市場の縮小、工事の中止・延期の影響は依然として大きかった。
なお、同社は引き続き新型コロナウイルス感染症による先行き不透明な状況が続くとしつつも、景気の緩やかな回復傾向、販管費削減を中心とした施策の実施により、通期連結業績予想を上方修正した。売上高は5月19日公表数値から50憶円増の1400億円、営業利益は同12億円増の54憶円、経常利益は同13憶円増の58憶円と予想している。

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