和紙表の普及狙い"販売窓口"増やす
大建工業は2012年12月17日、同社サイト「たたみ生活.com」で畳工事の受注サービスを開始した。
1994年に開発した、和紙が原材料の畳表(健やかおもて)への張り替えや和紙表を使った畳「健やかくん」への入れ替えが対象。

▲毎月7000件程度の利用があるとされる「たたみ生活.com」の集客力が試される
和紙表はイ草と変わらぬ調湿性と触感を持ちながら、1)イ草に比べてカビ・色あせ・汚れに強い、2)カラーバリエーションが豊富、3)メンテナンス性に優れている--の特徴を持つ。その販売量は2001年からの10年間で約3倍に膨らんだという。
「たたみ生活.com」への販売窓口設置は、オンライン上での"さらなる一手?"に相当する。大建工業は11年6月に楽天市場内「Daiken WEB shop」で畳工事のパッケージ販売を開始。このたび月7000件程度の利用がある「たたみ生活.com」でも畳工事の受注サービスを開始したことで「和紙畳表」のさらなる普及につなげたい考えだ。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1655号(2025/07/07発行)2面
-
1655号(2025/07/07発行)7面
-
1655号(2025/07/07発行)1面
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)25面