TOTOの2012年度第3四半期決算は、売上高が3450億円と前年同期比4.7%増、営業利益が168億円と同24.8%増えた。増収大幅増益となったのは、リモデル(リフォーム)の貢献によるもので、4−12月の売り上げに占めるリモデル比率は、55.5%に達した。
4−12月のリモデル売上高は、1915億円で、前年同期比5%増。通期では2597億円で、リモデル比率は54.2%を見込む。
業績好調を反映して、通期の業績予想も上方修正し、売上高が80億円、営業利益が20億円、経常利益が30億円それぞれ増額となった。
リモデル事業においては、昨年暮れに大建工業、YKK APと共同で、東京・新宿に旗艦ショールーム「TDY東京コラボレーションショールーム」をオープン。「グリーンリモデル診断(住宅に関わる環境評価基準を参考にした客観的な住まいの診断)」を活用し、リモデル提案を行うことによって、環境に貢献するリフォームの実践を推進するとしている。

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