タカラスタンダード(大阪府大阪市)は、5月に東京都・墨田ショールームをマンションリフォーム特化型ショールーム「東京MRe.墨田ショールーム」と改称し、リニューアルオープンした。「墨田に行けば、タカラのマンションリフォームの全てがわかる」をコンセプトとした同ショールームの全貌をリポートする。【リポート/企画開発部 長田京子】
キャビネットの切り欠きによるディスポーザーの納まりを展示
ホーローの柔軟な対応力をアピール
1階はショールーム、2階は流通やリフォーム業者を対象とした研修施設「東京MRe.墨田テクニカルベース」を設けている。1階でマンションリフォームにおけるタカラスタンダードの商品バリエーションと対応力を見せ、2階のテクニカルベースでは現場調査方法、事前工事の納め方、施工方法を伝える。テクニカルベースで商品の裏の部分を理解してから1階に戻り、再度完成商品を体感することで具体的なイメージがしやすくなるという構成だ。
まず1階は、商品を陳列するだけでなく、さまざまなケースに合わせた展示をすることでホーローの対応力を紹介している。例えば、キャビネットを切り欠くことでディスポーザーが設置できることや(画像①)、間口調整フィラーを使って天板を伸ばして配管スペースを確保できること(画像② ③) などをアピール。「ホーローだとこういった対応ができないというイメージを持っている方もいらっしゃるので、ホーローでもできることを伝えたい」と墨田SRリーダーの朝日幸雄氏は語る。
(左)間口調整フィラーを使って天板を伸ばした展示(右)配管スペースが納まっている様子も見られる

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