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今秋も建材メーカー値上げラッシュ、リフォーム会社半数が自社負担

今秋も建材メーカー値上げラッシュ、リフォーム会社半数が自社負担

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大手住設・建材メーカーが今秋、商品の値上げに踏み切る。LIXILは今年4月に続き、2度目の価格改定だ。TOTOは今年初となる値上げを10月1日から実施する。

LIXIL再び、サンゲツは3度目

今秋、価格改定を行う主要メーカー
メーカー 建材値上げ

(※1)LIXILのインテリア建材は9月1日~、住宅サッシ、玄関ドアは一部商品が11月~順次改定。(※2)パナソニックは8月1日よりキッチン、バス、トイレなど水回り製品の値上げを実施。(※3)三協立山の住宅商品全般、エクステリア商品全般は11月1日から改定。(※4)クリナップの価格改定は納品日から


LIXIL(東京都江東区)がこの秋に水回り住設の価格を改定する。トイレは2〜14%、ユニットバスが5〜24%、キッチンが5〜10%、洗面化粧台が1〜12%増となる。同社は4月に住宅用サッシ、トイレ、キッチンなど14商品を値上げしていた。今回は11商品。2度目の値上げとなる商品も少なくない。

背景にあるのは物流コストや原価の高騰だ。2022年4〜6月期決算説明会で瀬戸欣哉社長は、想定外のコストが1420億円に及ぶことを明らかにした。

うちほぼ半分がサプライチェーンの寸断に対応したコストだ。瀬戸社長は次のような例を挙げた。「コロナの影響で流通経路をエアフレートに切り変えた」「ベトナムのロックダウンにより国内の工場で作らないといけなくなった」

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