大建工業(大阪府大阪市)は9月1~3日の3日間、東京ビッグサイトで開催された「GOODLIFEフェア2023」に初出展し、吸音や消臭、調湿性能を備えた天井材を展示。一般来場者に体感してもらいながら製品の訴求を図った。
当日のブースイメージ
今回展示したのは、健康快適天井材「クリアトーン」シリーズ。同製品の特性をイメージしやすいよう、ブース内には書斎やリビング、ランドリールームを想定したセットを設置。吸音体感コーナーや、消臭と調湿の性能が確認できる展示を行った。
吸音に関しては、書斎やテレワークスペースでのオンライン会議の音声が響くことを課題に挙げた。体験コーナーには、クリアトーンとクロス仕上げの2つのブースを用意。ブース内でカスタネットを鳴らすことで、反響音の違いを確認できるようにした。
消臭は、ペットの臭い対策を想定。クリアトーンと一般的なクロスでの消臭性能の違いが分かる体験コーナーを設けた。また、調湿性能はクリアトーンと一般的なクロスを貼ったケースを展示。2つのケースに水蒸気を入れ、加湿後の温度変化やケースの曇り方を比較した。
マーケティング部広報宣伝課の松永研二課長は「これまでショールームや動画で天井材をPRしてきたが、なかなか性能は伝わらない。体験コーナーを設けることで、耳に聞こえる音や臭いなど、一般来場者の五感に訴えたい」と話した。

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