窓からの遮光やプライバシーの確保は欠かせない。なかでも、手軽にできるブラインドは、バリエーションが増えて根強い人気を誇っている。
クローズアップ建材 窓周り最新デザイン
窓周りを、彩りとともに構成するウインドートリートメントには、カーテンをはじめロールスクリーンやローマンシェード、ブラインドがある。今回は、ともすると扱いづらいといったイメージがあるブラインドにスポットを当てたい。
ブラインドは、スラット(羽根)の角度を変えれば採光や風通しをすばやく確保でき、外部からの視線を遮ることもできる機能性に優れたツールだ。選定ポイントは素材とデザイン。木製か樹脂かで、手入れの際の扱いや受ける印象が変わるため、楽しみつつ吟味したい。木製は、無垢材を使った程よい光沢と上質感、環境にも優しいといった要素が強み。最近では、網とスラットが一体化して網戸も兼ねたものや、タテ型で遮熱性能に優れたミラーレースタイプ、生活感が少なく洗練されたイメージを演出できるアルミブラインドなど、多彩なラインナップがある。
かつては、オフィスにあるイメージが強かったブラインドだが、いまや、それぞれが描く住まいのイメージを体現するインテリアツールとして心強い存在になってくれるだろう。

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