住まいにおいて、憩いと安らぎの空間であるキッチンまわり。開放的な雰囲気づくりを可能にし、高級感と機能性を兼ね備えている。
クローズアップ建材 キッチンのデザイントレンド
昨今のシステムキッチンは、シンクや天板にステンレスや人工(造)大理石を使ったタイプが主流。ステンレスは粒子が細かいため汚れが染み込みにくく、軽く拭き取るだけで簡単に汚れを落とすことができる。
また、耐熱性と柔軟性に優れており、熱いフライパンなどを置いても焦げ付きにくく、重い物を落としても割れたり欠けたりすることもない。キャビネットと天板、扉をステンレスで統一するオールステンレスキッチンはシャープでスタイリッシュだ。
人工(造)大理石は、アクリルやポリエステルなどの樹脂素材を固めたもので、柔らかく加工しやすいため、色やデザインの豊富さが特徴。アクリルは汚れにくく表面がきれいに仕上がり、ポリエステルは剥がれやひび割れに強いゲルコートタイプと、耐久性に優れたソリッドタイプがある。粉砕した天然の鉱石を含む商品は、大理石本来がもつ華やかさや高級感ある風合いが強い。
スマート、スタイリッシュ、あたたかさといったデザインやテイストを重視しつつ、機能性にもこだわりたい。

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