タカラスタンダード(大阪府大阪市)は5回目となる「家事らくリフォーム作品コンテスト2023」を開催し、3部門の全国最優秀賞を発表した。キッチン&リビング部門はベストホーム(岡山県岡山市)が、 浴室&サニタリー部門はタカラ産業(同県津山市)が、昨年から新設されたエマウォール部門は、シーエムシー一級建築士事務所(大阪府大阪市)が受賞。3点の特徴は、「一工夫で満足度を上げたリフォーム」だ。
タカラ産業、浴室&サニタリーで最優秀賞
エマウォール部門はシーエムシーが受賞
(1)キッチン&リビング部門 ベストホーム
キッチンとカップボードは別商品
(上)リフォーム後のキッチン。木目調とグレー基調のデザインになっている
(下)リフォーム前のキッチンはL字型で、使い勝手がよくなかった
ベストホームが全国最優秀賞を受賞した事例は、6畳ほどのキッチンリフォーム。特徴は、キッチンとカップボードで別々の商品を採用したことだ。
施主は30代の夫婦と子供3人の5人家族。奥さんは「キッチンを素敵にしたい、対面式、アイランドキッチンにしたい」という希望を持っていた。そこで、タカラスタンダードの高級価格帯キッチン、レミューを提案。一方で予算の関係もあり、カップボード部分はレミューではなく普及価格帯のリフィットを採用した。
内装はシックで落ち着いたデザインを希望していたので、グレーのキッチンカラーに。梁の関係で折り下げ天井は実現できなかったが、キッチン部分の天井を1段低くし、木目のクロスを張ることで好みのデザインに。照明器具は施主自身が用意した。
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