総合電機大手の三菱電機(東京都千代田区)がスマートハウス関連事業に本格的に参入する。2015年度に「三菱HEMS」および関連機器の売上300億円を目指す。
12月に発売する「三菱HEMS」とこれに接続可能な家電・住宅設備機器7製品のスマート関連製品群を展開する予定。7製品はルームエアコン、エコキュート、IHクッキングヒーター、換気システム、ヒートポンプ式温水暖房システム、液晶テレビ、冷蔵庫。
12月に発売する「三菱HEMS」
2011年5月に建設した「大船スマートハウス」において、同社がこれまで進めてきた実証実験から得られた住宅のエネルギーマネジメントおよびライフマネジメントに関するデータを活用した製品を次年度以降順次製品化し、市場投入していく。
また、「三菱HEMS」によるスマートハウスでの暮らしを体験できる「大船スマートハウス」の2棟目を新たに建築する。これにより、取引先へのソリューション提案をさらに推進する。
さらに、家庭電器事業部門のトータルコンセプトのイメージキャラクターであるタレントの杏を起用したテレビCMの新規制作など、積極的なプロモーション活動を展開していく予定。

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