日立アプライアンス(東京都港区)は、家庭用エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機)の新製品28機種を2013年10月20日に発売する。
全28機種のうち「ナイアガラ出湯」の6機種は、ヒートポンプユニット内の要素部品を独自開発。これまで業界トップだった従来機よりも年間給湯保温効率がさらに向上した。また新機能として、30℃から40℃への追いだきが約7分半で完了する「高速追いだき機能」が追加された。
「ナイアガラ出湯」は6機種
給湯は家庭でのエネルギー消費の約3割を占め、今後さらなる省エネ性能の向上が求められている。家庭用エコキュートは今年3月「トップランナー基準」の対象機器に指定された。
トップランナー基準は、特定機器のエネルギー消費効率を高めるために目標基準を設け、クリアすることを課した省エネ法に基づく措置。現在商品化されている製品の中でもっとも優れている機器(トップランナー)の性能以上を目標基準に定めている。
今回発売される28機種は、すべて2017年度を目標としているトップランナー基準にいち早く対応。同社は今後発売する全製品についても基準達成を目指している。

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