リフォームや住み替えを考えるユーザーとプロをマッチングさせる新SNSサイト「Livingo!」がオープンした。運営を行うのは、不動産情報サービスなどを手掛けるマーキュリー(東京都新宿区)のグループ会社Livingo(リビンゴ)。
ユーザーは、プロの事業者が同サイト上にアップロードしたリフォーム施工事例などを見て、気に入った事業者とコンタクトを取れるというもの。リフォーム以外にも、中古住宅や、新築戸建て、マンション、賃貸物件の事例なども紹介。
ユニークなのは、物件を紹介するプロが会社ではなく個人で、かつ実名登録しなければならない点。リフォーム事業者も会社としてではなく、社員個人のアカウントで登録し、自分の作品をアップしていく必要がある。
事業者も会社ではなく「個人」で登録
ユーザー側も同様で、実名登録が原則ルール。基本はフェイスブックアカウントでの登録となり、ユーザーとプロが実名同士で交流を図る仕組みとなっている。ユーザーは気に入った事例写真をマイページにコレクションすることもできる。
加瀬澤剛執行役員は、「実名で、CtoCのコミュニケーションが他のサイトにはないところです。『人』を打ち出すことで、企業の透明性も高まり、依頼の不安も解消につながるでしょう」と話す。
業者も一定の事例紹介数を超えなければ無料。ユーザー利用も無料。
2014年4月までに業者も消費者も含めて10万人の会員獲得が目標。事例は現在約160。4月には10万事例を計画している。

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