オフィス機器、住宅設備機器のマックス(東京都中央区)の、2014年3月期第2四半期の連結決算は、建設・住設機器部門が、消費税増税前の駆け込み需要を背景に、大幅増収増益だった。
部門売上高は178億円で前年同期比14%近く増えた。また、営業利益は2.7億円で2.4倍に増えた。
部門内では、国内機工品事業で主力の高圧釘打機などの販売が、駆け込み需要を受け好調だった。さらに、住環境機器事業は主力の浴室暖房換気乾燥機および換気システムの販売が堅調に推移した。浴室暖房換気乾燥機は国内トップシェアで、「40~50%のシェアを握っている」と同社では見ている。
全体の売上高は前年同期比11.4%増の306億円に伸び、通期計画の600億円に対する進捗率は50%を超えたが、通期の見通しは据え置いた。下期についても、足下の業績が駆け込み需要の反動の懸念もあまり見られず堅調なことから、通期計画達成に自信を見せている。

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