ドリームバンク(岐阜県美濃加茂市)が製造販売する浄水器SARAS(サラス)が人気を呼んでいる。
これはエコキュートや電気温水器、エネファームなどの給湯設備に接続するもの。通常、給湯設備には水道水に含まれる異物をキャッチするストレーナーという部材があるが、目の粗い網のようなもので赤サビや異物をカットする能力はさほど高くない。異物の侵入は故障の原因にもなる。
サラスは0.001㎜以上の異物をカット、給湯器に入る水道水をきれいな水にして送る。サビや汚れを事前にカットすることで異物による故障を減らす仕組みだ。井戸水にも利用できる。
自宅につながる給水管の長い距離の中で、一部でも劣化してサビが発生していればサビを含んだ水が蛇口に届く。同社では自宅の水道に設置して赤サビが発生しているかどうかを確認するキット「赤サビみ隊」も発売。これで消費者の自宅の水質を確認、浄水器の設置が必要かを判断する。
給水管が劣化し赤サビが付着している様子
リフォーム会社の営業活動がしやすいようにマンガ仕立ての小冊子も製作しており、消費者に渡すだけで理解が得られる内容となっている。他社との差別化を図る提案商材としてさらに注目が集まりそうだ。
訴求しやすい冊子も製作

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