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パナソニックES社、営業利益5割増

パナソニックES社、営業利益5割増

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 パナソニックの住宅関連事業が、2018年度売り上げ2兆円の目標達成に向け順調に伸びている。同社の住宅関連を担うパナソニックエコソリューションズ社の2014年3月期の連結売上高は、1兆8466億円で前年比10%の増加。営業利益は950億円で5割以上増え、増収大幅増益だった。消費税増税前の駆け込み需要の刈り取り等により、販売が大幅に伸びた。

 パナソニックは創業100周年にあたる2018年度に住宅関連事業で売り上げ2兆円を目指しており、エコソリューションズ社はそのカギを握る。ただ2014年度は消費税増税後の反動で2%減収、32%減益の見通し。

 住宅関連事業の柱であるリフォーム関連売り上げは拡大する見込みで、計画では2018年度3500億円を目指す。

 目標達成に向け販売拠点の拡充、強化に乗り出しており、エンドユーザーとの接点として「リファイン店」を今後増やす方針。2013年3月の274店舗から、2014年3月末には約400店舗まで増えた。水まわり建材におけるリフォーム売上比率も、来年度までに50%まで引き上げる計画だ。

 パナソニックが掲げる経営方針でも「成長が見込まれるリフォーム市場へ攻勢をかける」としており、具体的には今後全国のショールームをリフォーム対応に刷新。2013年度に設立したパナホームリフォームなどとともに、ユーザーへの直接提案を強化する。

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