有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

登記情報で見込み客発掘ナレッジスイート

登記情報で見込み客発掘 ナレッジスイート

このエントリーをはてなブックマークに追加

 不動産の相続や抵当権変更など、登記情報を元にリフォームや中古住宅売買の見込み客が発掘できるサービスが始まる。これを行うのはナレッジスイート(東京都港区)。登記情報と営業支援クラウドサービスが組み合わさった業界初のサービスだ。

 これは「GEOCRM LeadGenerator」という名称で、同社がこのほど新たに提供を開始した営業支援・顧客管理クラウドサービス「GEOCRM」の発展版。「GEOCRM」はルート営業に適したサービスで、営業履歴を5つのステップで入力。入力した情報はGPS対応の地図上で閲覧でき、エリアごとの営業進捗を表示する。

 発展版の「LeadGenerator」は、これに加え最近登記変更された物件の場所が表示される仕組み。地図に表示される登記情報は法務局が公的に公開しているもの。その月に行われた相続や抵当権が移転した不動産住所と、その権利者の名前を見ることができる。

営業記録を合わせて、最近更新された登記情報を地図に表示
営業記録を合わせて、最近更新された登記情報を地図に表示

 「当社のサービスは他とは違い、見込み客が続々増えていくのが強み。確率の高い見込み客にピンポイントに営業することができます」(稲葉雄一社長)

 サービス開始は9月から。また登記情報のみの利用は今月から開始される。まずは1都3県の情報が配信され、利用者の反応を見てエリア拡大も計画している。

 価格は初期費用が5万円で月額2万円。登記情報は、1件当たり500円で利用できる。

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる