「居ながらゾーン断熱」を実現
旭化成建材(東京都千代田区)が、断熱リフォーム専用の「ネオマ断熱ボード」を発売した。
「ネオマ断熱ボード」は石膏ボードと断熱材のネオマフォームを一体化した複合パネルで、既存の壁・天井の内側に取り付けることができる。解体工事に伴う廃材もほとんど出ず、施工もボード貼りだけなら1日で行える。
既存の壁や天井の内側に取り付け
同社では、高性能断熱材として「ネオマフォーム」「ジュピー」を販売してきた。しかし従来のリフォームで断熱する場合、一度壁や床をはがす大掛かりな工事が必要。費用も高く、引っ越しが必要な場合もあり実行に移しにくかった。
そこで同社はリフォームに特化した本商品を開発。一部屋ごとの「ゾーン断熱」を、施主の負担は少なく短期間で可能にした。これにより「居ながらゾーン断熱」を提唱し、断熱リフォームの需要を創出していく。8畳ほどの部屋の壁と天井の場合なら約30万円で断熱改修が可能になる。
サイズは、910㎜×1820㎜。厚みは石膏ボードが9.5㎜でネオマフォームは20、25、30㎜の3タイプとなっている。

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