YKK AP(東京都千代田区)は、マンションリフォーム事業強化に向け、大規模修繕会社ラクシーを完全子会社化した。9月30日に発行株式のすべてを取得。今後は改修事業を通じ、リフォーム用商品・工法開発につなげていく。
同社は、第4次中期経営計画の重点施策として「リフォーム分野の強化」を掲示。差別化を図る商品・工法の開発及び提案営業を推進してきた。先日はその一環として、家の外から施工できる耐震商品「フレームプラス」を発売。来期1億円の売り上げ目標に向け販売を行っている。
今回、大規模修繕会社を傘下におさめたことで、現場・顧客のニーズにより即した商品・工法の提供を進める。元請としてのリフォーム事業を拡大するのではなく、あくまでメーカーとしてのマンションリフォームビジネスを拡大する目的で、今回の株式取得を行った。
マスコットキャラクター「ラクシー君」
ラクシー(千葉県松戸市)は、首都圏を中心に事業展開。ビル・マンションの大規模修繕を中心業務とする傍ら、専有部の工事も一部行う。2013年度売上高は46億9500万円。営業利益は9900万円。

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