パソコンやタブレットでウェブ上の自社事例写真を施主に紹介し、打ち合わせもウェブ上でやりとりできる営業支援サービス「sumusee(スムージー)」がこのほどスタートした。登録や利用料金は現在無料で、広く利用業者を募集している。
同サイトのギャラリー展
同サービスを開発したsumusee(東京都世田谷区)は、ウェブサービスの企画・開発を行う小僧comが同事業のために立ち上げたもの。
同サービスは設計施工会社向けのウェブツールで、ウェブ上から自社を登録することで利用可能となる。機能は大きく「ギャラリー」「プロジェクト」「ホームページ」の3つ。
「ギャラリー」は事例写真の一覧表示、検索機能。登録後に自社のページに事例写真をアップし、施主に自社ページのアドレスをメールなどで送る。施主などユーザーがいつ、どの施工事例を見たかという情報も業者には通知される。
「プロジェクト」は業者と施主がウェブ上で打ち合わせを行うためのツール。スマートフォンアプリのLINEのように、業者と施主でグループを作り、打ち合わせを記録。また施工中は現場の画像をアップし、進捗の報告にも使える。
「ホームページ」は同サイト内の自社ページ。事例以外に自社紹介も入れられ、自社ホームページ代わりとして活用することができる。
小僧comの平松圭社長は、自宅を建てるやりとりの際にこのサービスの着想を得たという。現在ブルースタジオ、ワンズライフホーム、ポラスが登録している。2015年には利用業者1万社、利用ユーザー100万人、提携メーカー100社を目指す。

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