ドイツ自動車部品メーカーのボッシュは、米国IT会社のCisco、スイスの電力技術会社のABBとの合弁会社をドイツに設立する。主な業務は、インターネットで複数の住宅設備や家電の操作ができる、スマートホーム向けの機器とソフトウェアの開発。
ボッシュのサイトから
同社によれば、スマートホームで特に重要となるのは、住宅設備や家電すべてが相互に、またスマートフォンやタブレット端末とも通信し、情報を簡単かつ安全に交換できること。
そこで同合弁会社は、オープン ソフトウェアプラットフォームの開発・運用を行い、異なるメーカー間の機器でも情報を円滑に交換できる基盤づくりを進める。実現できれば、ユーザーは今後、技術的互換性頭を悩まさずに済む。
さらに住宅機器に関連したエネルギー管理、セキュリティテクノロジー、エンターテインメントのような分野でも、新たなビジネスモデルにつながるとする。例えば、これらの分野に向けた様々なアプリを開発できるようになる。
新会社はこの住宅向け「エコシステム」への参加を、家電メーカー、ホームオートメーションシステム関連企業、サービスプロバイダーにも呼び掛けていく。

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