TOTO(福岡県北九州市)は第2四半期決算を発表した。4~9月期売上高は2722億円で前年比12%増。営業利益は200億円で同66%増。経常利益は216億円で同63%増の増収増益、全て過去最高だった。
分野別では、海外住設が売上高で前年比31%増、営業利益は30億円増と伸びた。
「アジアではベトナム、タイ、台湾が好調。商品ではベトナム、タイは衛生陶器と金具が、台湾、中国ではウォシュレットが好調。訪日される外国人が増え、温水洗浄便座の認知が進んできたようで、今までは上の層に向けて商売してきたが、それが広がってきた」(古部清副社長)
同社ウォシュレットの累積出荷台数は、1980年の発売から今年7月で4000万台を超えた。海外の高級ホテルでの採用も増え、今後さらに国内外で普及を目指す。

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