ベビーカーや車椅子での出入りを考えると、玄関ドアは安全で利便性の高いものを選びたい。スライドするだけで出入りできる玄関引き戸なら、段差も気にせず楽に出入りができる。最近は、壁を壊さず既存のドア枠に外付けするリフォームも登場しており、注目を集めている。
同じ玄関でも開口幅がアップ。広々とした空間になり、
ベビーカーや荷物を持っての出入りもスムーズ 写真提供/YKK AP
開口スペースが1.3倍に
20年前には、約75%が開き戸だった玄関。しかし開き戸は、外から開ける際に扉の前で一歩下がる必要がある上、荷物が多いときは、片手で扉を押さえながら出入りしなければならない。ドアの前に物を置くと開閉できない点も不便だ。
引き戸なら、スライドするだけで扉が開けられ、ベビーカーや車椅子もスムーズに出入りできる。
さらに、既存の玄関ドアを引き戸にリフォームした場合、開口スペースはおよそ1.2~1.3倍に広がる。家具など大型の荷物の出し入れも楽になり、自転車やベビーカーを扉の前に置いても開閉できる。

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