有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

あらゆる住宅に合うよう進化した瓦、多彩な色や平らな形が主流に

あらゆる住宅に合うよう進化した瓦、多彩な色や平らな形が主流に

このエントリーをはてなブックマークに追加

 重厚感が特徴だった瓦には、多彩な色や平らな形など、新たな流行が生まれている。現代的な住宅にも似合うデザインが増え、軽い素材のものも登場している。

鶴弥 住宅に存在感を与えるのも瓦の魅力だ住宅に存在感を与えるのも瓦の魅力だ。最近の瓦は災害にも強くできている
写真提供/鶴弥

伝統的な風格と土の風合い

 日本古来の屋根材である瓦。塗り替えが不要でメンテナンスが簡単、耐久性や耐火性に優れるなどの利点がある。

 瓦は粘土に釉薬を塗り、高温で焼き上げた天然素材だ。独特の風合いと質感があり、屋根の重厚感も生まれる。鬼瓦や家紋を飾ることもでき、どっしりした構えは伝統的な日本住宅にふさわしい。

 経年劣化はあるが、釉薬で焼き上げた瓦は、塗料と違って退色がない。損傷がなければ、古くなったところが味わい深い外観になるのも特徴だ。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる