ウェブを中心にリノベーションやDIYで使えるアイテムを販売しているTOOLBOX(東京都渋谷区)は、リアル店舗での営業強化を進めている。10月5日には、2年前に開設した店舗をリニューアルオープンさせた。「見るだけではない、アイデアが生まれる場所」をコンセプトに、店内には様々な工夫が凝らされている。広報を担当する梅川紗季氏にリニューアルのポイントについて聞いた。
クラフト感のあるテイストで仕上げられたフローリングゾーン
人気高い商材拡充
リニューアルに際しては、これまでの1階だけでなく、2階にまで展示スペースを広げた。これにより、展示スペースは75平米から125平米に、展示商品は約500点から600点超となった。特に、ニーズが高い照明、フローリング、キッチンの関連商品を拡充した。
また、その場で商品を注文できるだけでなく、一部の商品は当日の持ち帰りが可能になっている。さらには、「Japan Traditional Line」をコンセプトにした、同店舗でしか購入できない商品25点も用意されている。
店内は4つのゾーンに分けられている。まず目に入るのは入り口正面の照明・金物ゾーンだ。トグルスイッチやペンダントライト、ハンガーバーといった売れ筋商品が並んでいる。スイッチ類は照明とつながっており、実際にオン・オフをして明かりの具合を確認することができる。
展示されている照明とスイッチはつながっており、点灯することが可能
入って右手はフローリングゾーン。クラフト感があるテイストに仕上げ、フローリングや木材用塗料が展示されている。中でも、「イージーロックフローリング」は常に人気が高い商品。その理由はDIYが容易で、畳の上でも使えるから。特に、賃貸ユーザーに好評だ。塗るだけでアイアンテイストに仕上げることができる塗料も売れ筋の1つ。
購入して、そのまま持ち帰られるアイテムも用意(左)
安定した人気を誇る「イージーロックフローリング」(右)

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