・部屋の画像をユーザーが投稿するSNSサービスが、注目を集めている
・部屋作りやインテリア探しの参考として、様々なトレンドを生んできた
・今後AIが写真を解析し、家具を特定・購入できる仕組みを充実する
部屋の画像を投稿するSNSサービスRoom Clip(ルームクリップ)が、住宅、インテリア業界で存在感を増してきている。サービスを運営するTunnel(トンネル・東京都渋谷区)は、昨年7月に約8億円の資金調達に成功。サービスの進化の行方を、髙重正彦社長に聞いた。
今後投稿された画像の解析も行う
画像は240万点
同サービスは2012年にスタート。一般ユーザーが自宅の写真を投稿し、他のユーザーが部屋づくりの参考にしたり、インテリアを探すのに利用されてきた。月間利用者は270万人を超え、サービス利用者から新たなインテリアトレンドを生み出すに至っている。
これまで投稿された画像は、240万点以上。しかしこれまでは投稿写真の中で使われている家具、インテリア、住宅設備が、一体どのメーカーの何という名前の商品なのか、知るすべはなかった。同社で人工知能(AI)を使い、写真の中に含まれる商品を特定する機能を導入する。

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