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キッチンパーツを施主が自由にセレクト《KBIS訪問記vol.2》

キッチンパーツを施主が自由にセレクト 《KBIS訪問記 vol.2》

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KBIS(キッチン・バス・インダストリーショー)訪問記 vol.2
~リモデルは人生のエンターテイメント~

 映画、音楽、食文化、ファッション、アメリカが発信するものは、物そのものの品質というより、物を買うことの楽しさ、娯楽性が優れているように思えます。アメリカはリモデルも、ホームオーナーが工務店と一緒に作りあげるスタイルが主流。ヨーロッパでは床壁やキッチン商材が、建築と一体化して、空間に溶け込み、デザイン性を重視するものが多い(ある意味敷居が高い)のに対し、アメリカのキッチン商材は日本でいう造作キッチンに近く、好みのパーツをホームオーナーが自分で調達してくることも普通。ラフでエンターテイメント、人生のイベントとして気軽に楽しんでいるのが強く印象に残りました。

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 それを裏付けるようにインターネットが普及しても、テレビの影響はやはり強く、家をリモデルしていくドキュメンタリー番組が大人気。「フィクサー・アッパー」「ディス・オールドハウス」というテレビ番組と業界のタイアップは会場でも華のあるトピックス。日本のテレビ「ビフォアアフター」が匠の知恵であれこれ工夫を凝らしていくシビアな展開に対し、アメリカの番組は壁紙や床材、ドアや窓、キッチン、バスの交換がこんなに楽しいんだよということをストレートに伝える、楽しい内容が多くの人に行動を起こさせ、市場を活性化させています。

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